幼い姉妹の命を奪った飲酒事故 炎上映像が21年後に伝えるもの…危険運転はなぜ無くならないのか

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1999年の11月28日。
東京・世田谷区の東名高速道路で起きた飲酒運転事故の映像だ。

千葉市の井上郁美さんが運転する乗用車に大型トラックが追突し、乗用車が炎上。後部座席に乗っていた長女の奏子(かなこ)ちゃん(3)と二女の周子(ちかこ)ちゃん(1)が死亡、助手席の井上保孝さんも大やけどを負った。
トラックの運転手は飲酒運転の常習者で、この日も車内に持ち込んだウイスキーや缶入り焼酎飲料を飲み、蛇行運転を繰り返した挙句、事故を起こした。
映像は事故直後に偶然、現場を通りがかったテレビ朝日の取材クルーが撮影した。激しく燃え上がる乗用車、ふらふら歩くトラック運転手、運転席の窓から脱出する郁美さんの姿も捉えられている。
21年前、幼い2人の命を奪ったこの悪質な飲酒運転事故の記憶が風化せぬよう、井上さん夫妻のご了承を得た上で今回、映像を公開する。

 その後の裁判で運転手に下された判決は懲役4年。「悪質な運転による事故の刑が軽すぎる」と訴える井上さん夫妻らの活動により、事故からちょうど2年後(2001年)の11月28日、「危険運転致死傷罪」が新設された。

【夫妻のインタビューに基づく詳細記事はこちら↓】
◆悲劇から21年・・・飲酒事故で2人の娘失った夫妻の闘い
https://news.yahoo.co.jp/articles/ffebc640fef5f5e2596c0c22c7a8183741277a80
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000199538.html

#東名事故 #飲酒運転 #危険運転

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