記事を読んだ竹内さんは、「そんなことがあるのか」と半信半疑だったが、自分の身を守るためにも勇気を振り絞って録音することにした。
会社都合の退職。失業保険を受給する日々が終わると貸付へ。
日雇いやアルバイトで何とか食いつなぐことはできても、次第に家賃を払えなくなって去年の夏から恋人宅や親族宅に身を寄せることになった。
助けてくれるはずの親族は、彼の名義で携帯電話の契約をしたり、カードを作ったりした。
相談係は言う。
「基本的に集団生活みたいなところに入ってもらって、仕事できるようになったらしてもらって
竹内さんはまさにその「集団生活」にトラウマを抱える人だった。
竹内さんはセクシャルマイノリティで、過去に入所したことがある施設で怖い思いをした
また、外出や門限などの制限がある施設に入所すれば、唯一の支えである恋人に会うことも難しくなる。それはとても辛いことだった。
そう説明しても、相談係は「仕方ない」
それどころか、「集団生活が嫌っていうんだったら」と前置きしてから、
「例えば、なかなか言い出しにくいとは思うんですけど、自分でやる提案として、アパート初期費用を誰かから借りて自費転居っていう方法があるんで。自分の力でやる転居です」
と言った。なんと、もともと借金がある相談者に更なる借金を提案しているのだ。
(省略)
全文
https://news.yahoo.co.jp/articles/244331db572809557f968a4d3f3f1027ce2414d9
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