街路樹の根元に捨てられた大量のタバコの吸い殻、歩道をふさぐように積まれたゴミの山―。「花の都」のイメージとはおよそかけ離れたフランス・パリの写真が今春以来、インターネット交流サイト(SNS)上に次々と投稿されている。
パリ市当局は当初、左派のイダルゴ市長に対する右派勢力からの「中傷キャンペーン」だと主張し、火消しに努めたものの、市庁舎前で抗議デモが行われるなど、美化を求める住民の運動が広がっている。仏メディアは、新型コロナウイルスの感染拡大が一因とも指摘する。(時事通信社パリ特派員 櫻田玲子)
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https://www.jiji.com/jc/v4?id=20210727world0001
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