太宰治の文章に「小説と云うものは、本来、女子供の読むもので~」ってのがあるけど

雑談
1 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2015/03/30(月) 23:24:54.462 ID:3o6H040k0.net
後に続く「小説を読んで、襟えりを正しただの、頭を下げただのと云っている人は~」
って文章はたぶん志賀直哉と志賀信者の関係を想定してる

この随筆「小説の面白さ」は昭和23年3月に雑誌「個性」で発表されたもので、
太宰が志賀の悪口を書きまくる「如是我聞」も昭和23年3月に雑誌「新潮」で発表された

太宰はこの4年前にも「津軽」という長編で「日本の或る五十年配の作家の仕事に就いて問はれ、
私は、そんなによくないとつい、うつかり答へてしまつたのである。最近、その作家の過去の仕事が、
どういうふわけか、畏敬に近いくらゐの感情で東京の読書人にも迎へられてゐる様子で、神様、
という妙な呼び方をする者など出て来て(後略)」とあきらかに志賀を指している




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