■「混乱させる」ことが目的のフェイクニュース戦術
SNSを使った中国政府の画策を、私は身近で感じたことがある。19年、私は自分のツイッターのアカウント(@martfack)を使って、香港で続く反政府デモの動画や情報、ニュースを発信し始めた。
すると急に、ネット右翼のような人たちからの批判がドッと押し寄せたのだ。
それらのアカウントの書きこみをさかのぼり、よく見てみると、日本語で書かれていてネット右翼っぽくはある。だがなぜか香港の反政府デモをまったく応援せず、中国政府の立場を守るものがほとんどなのだ。
「なぜネット右翼が中国政府の立場を支持するのだろう。これは本当に日本人が作ったアカウントなのか」と怪しく思った。おそらく中国政府の指示によって、ネット右翼の真似をした日本語のアカウントが作られているのだろう。
SNSでフェイクニュースや扇情的なメッセージを流し、見ている人に「えっ、何これ!?」と混乱を起こすことが彼らの目的なのだ。
(抜粋)
全文
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c2dfa2b1cb033e0e12eb424b4e9bb3acc37a3c4?page=2
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