【時視各角】今のコロナ対策ではダメだ=韓国
2014年初め、西アフリカでは致命的なエボラ出血熱が流行り、1年で1万700人余りが亡くなった。これといった治療薬がなく、感染すれば40%以上が出血ののちに死ぬという原因不明の病気だった。だが、この病気の本当に恐ろしさは別のところにあった。エボラで亡くなった患者よりも、医療システムの崩壊で犠牲になった死亡者のほうが多かったのだ。
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だから今は韓国の状況に合うように誰彼構わない感染者探しや隔離ではない、新たな方法を探さなければならない。病床不足もそうだが、今のように医者や看護師が多忙を極める状況でこの先どれほど持ちこたえられるというのか。マラソン競争を100メートル短距離走のように走ってはいけない。
米国と日本では、相当期間の高熱と乾いたせきおよび咽喉痛などがないととコロナ検査は行わない。これに対して「米国大統領選挙と日本オリンピック(五輪)開催を意識した消極的対応」という陰謀説も出ているが、それぞれ明確な論理がある。「手当たりしだいに軽症コロナ患者まで入院治療すれば医療システムが崩壊して、寸刻を争う急病患者が治療できなくなる」という主張だ。
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https://japanese.joins.com/JArticle/263236
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