ビに対して、冷たい、孤独といったイメージをもつ人は多いかもしれない。だが、その考えは誤りのようだ。少なくとも、ガーターヘビに関しては。
ガーターヘビは、カナダの平野部からコスタリカの森林地帯にかけて生息する、毒をもたないヘビ。今回新たな研究で、このヘビが一緒に過ごす仲間には明確な好みがあることが判明した。つまり、彼らには「友達」がいるのだ。
「あらゆる動物は、他者と交流する必要があります。もちろんヘビも」と、カナダ、ウィルフリッド・ローリエ大学の行動生態学を専攻するモーガン・スキナー氏は話す。今回の研究リーダーを務めた同氏は、トウブガーターヘビ(Thamnophis sirtalis sirtalis)の性格と社交性を評価するため、新しい実験を考案した。
その結果、「ヘビも人間のように社会的接触を求め、親しくする相手について選り好みする」ことを明らかにし、2020年4月に学術誌「Behavioral Ecology and Sociobiology」に発表した。
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https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/051600298/
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