オンカジは逮捕されるのか?プロがわかりやすく解説

こんな人におすすめ
  • オンカジ(オンラインカジノ)で逮捕されるのか、ズバリ聞きたい
  • オンカジはグレーと聞くが、なぜ逮捕されるのかを教えてほしい
  • オンカジで逮捕されないための対策を知りたい

日本のオンラインカジノプレイヤーの一番の関心のひとつは、「オンカジで遊ぶと逮捕されるのか?」ではないでしょうか。

今回は、オンラインカジノ専門の業界団体である当協会が、オンラインカジノで逮捕されるかどうか、またその対策についてわかりやすく解説していきます。

【知りたい人はクリック】この記事を書いているオンラインカジノ協会(OCA)とは?
  • オンラインカジノ専門の業界団体
  • オンラインカジノの運営会社を審査し、公認ライセンスの付与を行っている
  • Purpose(目的)はオンラインカジノの普及、業界の健全化、プレイヤーの保護
  • 設立した会長は東京大学 経済学部 経済学科卒のプロギャンブラー。本名は齋藤さん

結論

会長

まず、本記事の結論からじゃ。

結論を一言でいうと「国内オンカジ運営者は逮捕される。国内オンカジプレイヤーも逮捕の可能性があり、実際の逮捕事例もあるが、逮捕される確率は0.004%未満と非常に低い」となります。

まず、オンラインカジノの運営者の逮捕に関しては以下の通りです。

  • オンラインカジノの国内運営者は逮捕される。逮捕される確率も非常に高い
  • オンラインカジノの海外運営者は逮捕されない。日本国の法律の適用外であるため

次に、日本国内のオンラインカジノプレイヤーの逮捕に関しては以下の通りです。

  • 違法性は「グレー」とされながらも逮捕されることはあり、逮捕事例もある
  • ただし、事実として逮捕される確率は非常に低く、その罰則も小さい

オンラインカジノの逮捕について、プレイヤーが知っておくべきポイントは以下の4つです。

  • 国内での賭博は違法である
  • 逮捕された場合は罰金刑となる可能性が高い
  • 2024年現在、裁判所の判断はまだ出ていない
  • 逮捕される確率は0.004%未満

オンカジで逮捕されないための対策は、以下の4つです。

  • とにかく目立たない
  • 海外旅行中にオンカジを使う
  • 逮捕された際に裁判で争う姿勢を見せる
  • 国のライセンスを持つ合法オンカジを利用する

2024年現在、当協会としておすすめできるオンラインカジノは、以下の3つです。

オオカミ君

それぞれのオンラインカジノについて、簡単に補足しておくぜ。

ベラジョンカジノ(Vera&John)は、オンラインカジノ業界における最大規模のサイトです。知名度や安全性において他のオンラインカジノの追随を許さず、オンラインカジノの代名詞として機能しており、当協会でもイチオシのオンラインカジノです。

\オンカジ最大手!圧倒的な入出金実績で安心/


ミスティーノ(Mystino)は、とにかく還元率(RTP)にこだわったカジノです。ゲームそのものの高還元率に加え、ログインボーナスやキャッシュバックでも追加の還元があるため、長期的にプレイし続けた際の還元率の高さは業界最高レベルだと言えるでしょう。

\高い還元率と多彩なボーナスが魅力!/


遊雅堂(ゆうがどう)は、日本語対応に特化しており、日本人にとってのわかりやすさに定評のあるオンラインカジノです。日本語対応に特化しているだけではなく、ボーナスやゲーム数、還元率などあらゆるスペックが平均以上であるため、特にオンラインカジノの初心者にはおすすめです。

\日本語対応に特化!最初のオンカジにおすすめ/

【前提】国内オンカジ運営者は逮捕される、海外オンカジ運営者は逮捕されない

前提として、オンラインカジノの運営者の逮捕に関しては以下の通りです。

  • オンラインカジノの国内運営者は逮捕される。逮捕される確率も非常に高い
  • オンラインカジノの海外運営者は逮捕されない。日本国の法律の適用外であるため

日本国内でオンカジを運営していた場合、「賭博場開張図利罪」で3か月以上5年以下の懲役となります。

会長

実際の逮捕事例も多いのじゃ。

一方で、海外のオンラインカジノに日本の法令は適用されないので、海外のオンラインカジノ運営者は(その国が認めている限り)逮捕されません。

【事実】国内オンカジプレイヤーの逮捕事例はある

多くの読者の関心があるポイントかと思いますが、日本国内のオンラインカジノプレイヤーの逮捕に関しては以下のことが言えます。

  • 違法性は「グレー」とされながらも逮捕されることはあり、逮捕事例もある
  • ただし、事実として逮捕される確率は非常に低く、その罰則も小さい
オオカミ君

簡単に補足していくぜ。

オンカジの違法性は「グレー」と言われている

日本国内でのオンカジの違法性判断には様々な論点があり、白(違法とは言えない)だという専門家も黒(違法)だという専門家も存在します。結果として、「グレー(合法とも違法とも言えない)」と言われていることが多いです。

警察は明確に「黒」とみなしており、プレイヤーの逮捕事例もある

ここで重要なことは、日本の警察庁は「黒(違法)」だと判断し、取り締まっていることです。実際の逮捕事例も存在します。

会長

ただ、ここで重要なのは2024年現在、「実際の裁判事例」はないということじゃ。

オオカミ君

警察は違法だって言っているけど、実際に裁判でオンカジプレイヤーの賭博罪について違法性がはっきりした事例はないんだな。

逮捕確率と罰則は大きくない

この記事の中で後ほど述べますが、オンカジを利用して逮捕される確率は0.004%程度と大きくありません。

また、罰則についても、ニュース等を見る限り罰金刑までで済んでいるケースがほとんどです。

オオカミ君

「罰金刑までで済んでいるケースがほとんど」っていう根拠は、次の事例のところで紹介するからな。

【2024年最新】オンカジの逮捕事例

オンカジの逮捕事例でももっとも有名なのが、2016年に初の「プレイヤー側の逮捕者」が出たスマートライブカジノ事件です。

3人の逮捕容疑は2016年2月18日から26日までに、会員制カジノサイト「スマートライブカジノ」で、ブラックジャックのゲームに現金計約22万円を賭けた疑いがあります。容疑者の一人は「1000万円ほど賭けた」と話しているようです。(中略)
本件については、京都区検察庁において、いずれも、賭博罪により公訴を提起して略式命令を請求し、京都簡易裁判所により、罰金20万円又は罰金30万円の略式命令が発せられました。(令和2年2月28日の衆議院議員丸山穂高君提出オンラインカジノに関する質問に対する政府の答弁書参照)

出典:弁護士法人 三宅法律事務所 オンラインカジノは違法です(法的議論の整理)
会長

プレイヤー側の初めての逮捕で当時の関係者を震え上がらせたが、結局は常習賭博罪での懲役ではなく賭博罪での罰金刑だったのじゃ。

ここで非常に重要なことは、2016年以降、プレイヤー側の逮捕は2023年までの7年間、行われなかったということです。以下の記事に詳しいです。

本件は2016年に初めて行われた摘発以来の、海外オンラインカジノの「利用者」に対する送検。我が国では2016年の摘発以降、同罪での逮捕/送検がありませんでしたが、約7年ぶりの事犯となります。

出典:Yahoo!ニュース いよいよ来た、7年ぶりのオンラインカジノ顧客の送検

当然ですが、2017年~2022年もオンラインカジノは元気に運営しており、法律も特に変わっていません。つまり、数値(データ)から見た明確な事実として、プレイヤー側の逮捕はかなり珍しいことだと言えます。

オンカジの逮捕について知っておくべきポイント4つ

オンラインカジノの逮捕について、プレイヤーが知っておくべきポイントは以下の4つです。

  • 国内での賭博は違法である
  • 逮捕された場合は罰金刑となる可能性が高い
  • 2024年現在、裁判所の判断はまだ出ていない
  • 逮捕される確率は0.004%未満

国内での賭博は違法である

前提として、国内での賭博は違法です。オンラインカジノには議論の余地があると言われているものの、日本での合法な賭博は公営賭博(競馬、競輪、競艇など)に独占されている状態です。

  • 賭博罪:50万円以下の罰金。常習とみなされると3年以下の懲役(刑法185条、186条)
オオカミ君

あと、パチンコも合法だよな。ぶっちゃけ、利権のにおいがするけどな。

逮捕された場合は罰金刑となる可能性が高い

公表されている事例を見ると、オンラインカジノのプレイヤー側が逮捕された場合には「50万円以下の罰金」となっている事案が多いです。

万が一、常習賭博とみなされた場合でも、初犯から執行猶予が付かず実刑で懲役となる可能性は低いと思われます。

常習賭博罪などで起訴された場合は、そのまま刑事裁判を経て懲役刑として刑務所に収監されるかと言うと、そうではありません。

初犯で被告人もきちんと反省しているようなケースであれば、執行猶予付きの判決を受ける可能性も十分あり得ます。

出典:ベンナビ刑事事件 賭博で逮捕されるケース|罪の重さと逮捕までと逮捕後の流れ

2024年現在、裁判所の判断はまだ出ていない

実は、オンラインカジノが法的にアウトなのか否かは、まだ裁判で争われていません。以下のように、「罪を認めた人は罰金を払って終わり」であり、「罪を認めなかった人は不起訴」になっているからです。

実は、前回発生した2016年の摘発&送検では、逮捕された複数のプレイヤーの殆どは罪を認め略式起訴で罰金刑と処されたのですが、うち一人のプレイヤーが容疑を否認した結果、最終的に検察が起訴を諦め、不起訴に終わるという結果になりました。

出典:Yahoo!ニュース いよいよ来た、7年ぶりのオンラインカジノ顧客の送検
オオカミ君

警察はオンラインカジノは黒(違法)だって主張しているんだけど、裁判所の判断はまだ出ていないんだな。

逮捕される確率は0.004%未満

日本におけるオンラインカジノの利用者は約288万人と言われています。

当該調査の結果によると、我が国居住者のオンラインカジノ経験率は「人生の中で一度でも利用したことがある」と答えた生涯経験率が2.3%の国内推計288万人、「間近1年で利用したことがある」と答えた現役ユーザーとしての経験率が1.6%の国内推計203万人であることがわかりました。ボリュームゾーンとなったのは、30代から40代の男性でこの層では8%以上の者がオンラインカジノの利用経験があることが判っています。

出典:Yahoo!ニュース 国内利用者288万人!コロナ禍で日本を蝕むオンラインカジノ業者

これに対し、毎年の逮捕者はどれくらいかというと、約50~120名程度です。

会長

毎年のオンラインカジノ賭博での逮捕者数は、警察庁が公開してくれているのじゃ。

オンラインカジノに係る賭博事犯について、ここ3年では、

    令和2年中 16件 121人

    令和3年中 16件 127人

    令和4年中 10件 59人

検挙しています。

出典:警察庁 オンラインカジノを利用した賭博は犯罪です!

仮に毎年120名だとすると、オンラインカジノをプレイして逮捕される確率は「120÷2,880,000=0.004%程度」となります。

オオカミ君

100,000人に4人、つまり25,000人に1人が逮捕される計算だな。ぶっちゃけ、確率としては高いとは言えないな。

実際には、2016年以降、2023年までプレイヤー側の逮捕事案はなかったため、上記のうちのほとんどが「運営者側の逮捕」です。ですので、プレイヤーが逮捕される確率は0.004%よりも圧倒的に低いと推定されます。

【完全ガイド】オンカジで逮捕されないための対策4選

オンカジで逮捕されないための対策は、以下の4つです。

  • とにかく目立たない
  • 海外旅行中にオンカジを使う
  • 逮捕された際に裁判で争う姿勢を見せる
  • 国のライセンスを持つ合法オンカジを利用する

とにかく目立たない

オンカジのプレイヤー側で逮捕された人は非常に少なく、その多くは動画配信者(You Tuber)もしくはSNSのインフルエンサーです。

茨城県警水戸署と県警生活環境課は29日までに、常習賭博の疑いで、住所、職業いずれも自称のタイ在住、会社経営、男(49)を逮捕した。ユーチューブで「ストマック」を名乗り、オンラインカジノで賭博する様子を配信していたという。県警によると、容疑を否認している。

出典:Yahoo!ニュース オンラインカジノを動画配信 常習賭博容疑で男逮捕 茨城県警

つまり、「オンカジは危険」と印象付けるためという「見せしめ」目的も十分に考えられる逮捕です。さらに、動画配信者やSNSインフルエンサーは「賭博の証拠を自分自身でネットに残してしまっている」ために逮捕されているという面も大いにあります。

これらのことから、オンカジでの逮捕を防ぐためには目立たないことが最重要だと言えます。

オオカミ君

オンカジの実況中継なんて、「逮捕してくれ」って言っているようなもんだぞ。

会長

Twitter(X)などのSNSでの自慢も避けるべきじゃな。

海外旅行中にオンカジを使う

基本的に、日本の法令である賭博罪は日本国内でのみ適用されます。ラスベガスやマカオにあるカジノで日本人がギャンブルをしてきても問題ないように、オンラインカジノが合法な国からの利用は日本人であっても合法です。

オオカミ君

ただし、警察がどんな論理で賭博罪を適用しようとするかまではわからないから、100%とは言わないぜ。

逮捕された際に裁判で争う姿勢を見せる

すでに述べた通り、オンラインカジノでは、罪を認めなかったプレイヤーが不起訴になった例があります。警察としても、裁判で「オンラインカジノは白(またはグレー)」と判断されては困ります。

オオカミ君

裁判で合法と判断されたら、日本のオンカジプレイヤーが爆発的に増えそうだもんな。

ですので、現在のところは裁判に持ち込むのを避けるような動きがみられます。よって、万が一逮捕された場合、裁判で争う姿勢を見せることが有効に働く可能性があります。

国のライセンスを持つ合法オンカジを利用する

当然ながら、外国では合法となっている、つまり国(政府)からライセンスを受けたオンラインカジノを利用する必要があります。「日本で合法か違法か」という論点の前に「外国ですら違法」であると、そもそも話になりません。

オオカミ君

国(政府)からのライセンスを受けているオンラインカジノについては、次の項で解説するぜ。

オンラインカジノ協会が推薦するオンラインカジノ【3選】

オンラインカジノ協会では可能な限り恣意性を排除し、厳正に審査のうえ、オンラインカジノを推薦(おすすめ)しております。審査基準について、詳しくは以下のPDFをご覧ください。

当協会のランキング(推薦/おすすめ)は、各オンラインカジノが公表している情報を精査して決定しています。協会として推薦する根拠として、明確な審査基準を定めて数値化し、合計値を比較しています。
審査基準(PDF):オンラインカジノ協会における審査基準(ランキングやおすすめの根拠)

2024年現在、上記の審査基準のすべてにおいて高い評点を取得し、当協会として推薦できると判断したオンラインカジノについて、以下の記事にてランキング形式で解説しています。

上記の記事の要点だけを述べると、2024年現在、特に当協会がおすすめするオンラインカジノは以下の3つです。

オオカミ君

それぞれのオンラインカジノについて、補足していくぜ。

ベラジョンカジノ

ベラジョンカジノ(Vera&John)は、オンラインカジノの老舗にして最大手であり、日本におけるオンラインカジノの代名詞でもあります。

会長

実際、Googleでは「オンラインカジノ」の検索数よりも「ベラジョンカジノ」の検索数の方が多いのじゃ。

ベラジョンカジノの強みは、運営実績そのものです。運営実績、特に入出金実績はオンカジでは非常に重要です。新興オンラインカジノでは「稼いだはいいが出金ができない」というトラブルが起こることがありますが、ベラジョンカジノであれば安心です。

\オンカジ最大手!圧倒的な入出金実績で安心/

ミスティーノ

ミスティーノ(Mystino)は、一般的には「魔法使いをテーマにした可愛いキャラクター」で知られています。しかし、ミスティーノの真の強みは、なんといってもその高還元率(高RTP)にあります。

オンラインカジノのゲームごとの還元率は第三者機関に審査され、プログラムによって管理されています。そのため、国のライセンスを得ているオンラインカジノであれば比較しても大した差は生じないのですが、ミスティーノではそれ以外のボーナス還元が大きいのです。

\高い還元率と多彩なボーナスが魅力!/

会長

ミスティーノは、長期的なプレイヤーへのリターンという意味では業界最高クラスのスペックを誇るオンカジだと言えるじゃろうな。

遊雅堂

遊雅堂

遊雅堂(ゆうがどう)は、日本語環境や日本人対応に特化したオンラインカジノです。実は、日本のオンラインカジノ利用者数は世界3位~4位(※年によって異なる)であり、巨大市場であるため、特化する価値があるのです。

遊雅堂の運営会社は世界最大手のベラジョンカジノであるため、日本に特化しているだけではなく、ゲームの種類や還元率、ボーナスなどのスペック面でもオンカジでトップクラスです。以上のことから、遊雅堂は日本人のオンカジ初心者には特におすすめできるオンラインカジノだと言えるでしょう。

\日本語対応に特化!最初のオンカジにおすすめ/

まとめ:オンカジで逮捕はあるが確率は低い

オンカジでは、プレイヤー側が逮捕される可能性があります。これは事実です。

ただし逮捕される確率は非常に低く、基本的には「目立つ」うえに「証拠が明らか」な動画配信者(SNSインフルエンサー)が逮捕されている状況です。

タイトルとURLをコピーしました