韓国で頻発する日本車への嫌がらせと任天堂、ソニー愛にある矛盾
日本が好きなのに好きと言えない面倒くさい韓国とどう向き合う?
(朴 車運:韓国ジャーナリスト)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66707
(抜粋)
◆日本は韓国にとって最も近い隣国だが、憎悪の対象でもある。その憎悪は、文在寅政権が掲げる反日や反米によって煽られ、社会全体に広がり、罪のない人々に被害を与えている。日本との貿易に従事する人や日本料理店が嫌がらせを受けるというのは分かりやすい事例だが、ただ日本車に乗っているというだけで、文在寅シンパの攻撃に遭う人もいる。実際、日本と関わりのある人は被害に遭っても構わないと考える人は少なくない。
◆韓国の反日不買の際に、日本産ビールの販売量が90%以上減少したことは記憶に新しい。もっとも、反日不買にも例外があり、任天堂の「ニンテンドースイッチ」やソニーの「プレイステーション(PS)5」、日本製のデジタルカメラには人気がある。特に、スイッチとPS5はハードの購入や転売のために、数日間、待つことも厭わない。
◆韓国は中国と共にシャインマスカットの輸出国になった。これについて、韓国内のインターネットでは「日本のものは許可なく使ってもいい」という意見が絶対的な支持を得ている。36年間、植民地支配を通じて韓国を収奪したのだから、それくらい(知的財産権の窃盗)は問題ないと考える人が多い。似たような例は以前にもあったが、特に日本から密かに持ち込んだものに関して、韓国人は寛大な態度を見せている。もちろん、その論理の根拠は36年間の植民地支配だが、東南アジアや中国が韓国のコンテンツを盗用すれば、韓国のインターネット世論は当然のごとく怒り狂う。
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