ポーカー(テキサスホールデム)のチョップとは引き分けを指します。
この記事では、チョップの代表例やベット額、端数、レーキの分配方法を解説。また、キッカーになった場合の勝ち・負けの決め方や役の強さも紹介します。
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ポーカー(テキサスホールデム)のチョップとは
ポーカーにおいて「チョップ」とは、「引き分け」を意味します。
テキサス・ホールデムはハンド(最初に配られる2枚の手持ちカード)とボード(場に毎順1枚ずつ公開される5枚のカード)を組み合わせ、役や数字の強さを競うポーカーです。
チョップは、プレイヤーが勝負するカードの強さがまったく同じ場合に判定されます。
しかし、チョップになる頻度は稀と考えて良いでしょう。テキサス・ホールデムのルールでは、チョップまでに3回の判定基準があるからです。
まずは揃えた役の強さを判定し、同じだった場合は役の数字の強さを判定します。
それでも同じ場合は、キッカー(役に関係のないカード)の強さで判定。キッカーでも同じ強さであった場合、チョップが判定されます。
チョップだった場合のベット額・端数・レーキの分配方法
実際にチョップだった場合、各プレイヤーに支払われる金額について解説します。
チョップが発生した場合、勝負まで残ったプレイヤー全員がチップを得られるルールです。
勝負までに賭けていた総ベット額を、プレイヤーで分配します。
金額によっては、端数が出て均等に分配できない可能性もあるでしょう。
そんなときは、スモールブラインドのプレイヤーに分配されます。スモールブラインドとは、ボタン(親)の次にアクションを起こすプレイヤーです。
ルール上、スモールブラインドはポジションが悪く不利とされていますが、余った分配金を貰えるメリットがあります。
なお、チョップだったとしてもレーキは発生し、支払うことになるので、引き分けになった場合、レーキ分損する可能性もあるので注意しましょう。
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ポーカーでチョップ(引き分け)になる代表例
ポーカーの代表的なチョップを紹介します。テキサス・ホールデムにおいて、チョップが起きる確率は稀です。
そのためポーカー初心者には、あまり馴染みがありません。実際に起こると「どう判断するのかわからない」と感じるでしょう。
ポーカーでチョップが起きる代表的な例は、以下の3つです。
ハンドの数字が同じ場合
ボードとペアが完成しても結果的に役が同じだった場合
ボードで強い役が完成した場合
それぞれ具体例をみていきましょう。
ハンドの数字が同じ場合
ハンドの数字が同じ場合、チョップが起きる可能性は高くなります。
ハンドは各プレイヤーに配られている2枚のカードです。ボードに配られる5枚のカードと組み合わせる役がない場合は、ハンドのカードで勝負します。
テキサス・ホールデムでは、カードのスート(絵柄)に強さはありません。そのため、ハンドの数字が2枚とも同じ場合はチョップです。
プレイヤーが2名、ハンドは2枚とも同じ数字。ボードによる役はなしと仮定します。
この場合、先行プレイヤーは勝率約7.16%、2番目のプレイヤーは勝率約2.17%です。そのため約90.68%の確率でチョップが起きます。
役もキッカーの強さも同じだった場合
役もキッカー(役の成立に必要ないカード)の強さが同じだった場合はチョップです。下記のような状況を例に解説します。
プレイヤーAのハンド:6、3
プレイヤーBのハンド:6、2
ボード:A、A、8、8、3
プレイヤーAのハンドとボードで「3」のワンペア、プレイヤーBのハンドとボードには役がありません。
しかしボード上で「A」と「8」のツーペアが成立しています。ワンペアよりも強いツーペアが優先されるため、両者の役は同じ数字であるツーペアです。
次にキッカーを見てみましょう。このとき4枚のカードでツーペアが成立しているため、残り1枚のカードの強さで判定します。
プレイヤーAのキッカーは「6」、プレイヤーBのキッカーも「6」となり、結果的にチョップです。
キッカーの勝ち・負けについて詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。
ボードで強い役が完成した場合
強いハンドだったとしても、ボードで完成した役のほうが強い場合もチョップです。下記のような状況を例に解説します。
プレイヤーAのハンド:A、A
プレイヤーBのハンド:7、2
ボード:K、K、K、K、A
プレイヤーAのハンドは「A、A」と、ポーカーにおいて最強のハンドです。
対してプレイヤーBのハンドは「7、2」と、弱い部類のハンドと言えます。一見するとプレイヤーAのハンドが強く、勝利している印象です。
しかしテキサス・ホールデムでは、5枚のカードで構成された役と数字の強さで勝敗を判定するルールです。
「K」4枚でフォーカードが完成しているため、両者のキッカーで判定します。両者のキッカーは「A」となるため、チョップになります。
ポーカーで役が同じ場合、勝敗の決め方は以下の記事で紹介中です。
ポーカーの数字・スート(絵柄)の強さ一覧
ポーカーの数字とスートの強さを解説します。
後述する役を覚える上で、数字やスートは非常に重要です。しっかりチェックし、理解しましょう。
役でもカード単体でも、基本的な強さ関係に変わりはありません。以下の図から、2つのポイントをおさえておきましょう。
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とくに覚えておきたいのが、スートの強弱です。トランプのゲーム内容によっては、スートの強弱によって勝敗を決めていた人も多くいるでしょう。
しかし、世界的なポーカーのルールでは、スートによる強弱はありません。
ポーカーの役の強さ一覧
ポーカーにおける役の強さを一覧で解説します。
解説するポーカーの役は全部で11種類。同じ数字やスートを揃えたり、順番になる数字を揃えたりすると役が完成します。
「どのカードを組み合わせると役になるのかわからない」「役は覚えたけど、役の強さがわからない」といったポーカー初心者におすすめです。
ハンドやボードを理解することで、さらに戦略的なポーカーを楽しめます。
役が揃ったときの嬉しさや高揚感も味わえるため、ぜひ参考にしてください。
ロイヤルストレートフラッシュ
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「ロイヤルストレートフラッシュ」は、ポーカーの中で最強の役です。同時に、最も揃う確率の低い役。
ロイヤルストレートフラッシュの役は「10」「J」「Q」「K」「A」のカードで、スーツもすべて揃っていることが条件です。
後述するフラッシュとストレートが同時に完成しており、5枚の中で最強の数字が「A」となっています。
役が揃う確率は約0.00015%と、極めて稀です。
年間約5万回ものゲーム数を誇るプロポーカープレイヤーすら、ロイヤルストレートフラッシュが出た経験は数回程度。10年に一度、揃うかどうかとも言われています。
ロイヤルストレートフラッシュは、どんな役にも勝つ最強の役です。
ストレートフラッシュ
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「ストレートフラッシュ」は、前述したロイヤルストレートフラッシュと同じく「連続する数字」「同じスート」であることが条件です。
ロイヤルストレートフラッシュと違い、数字が連続していれば成立します。
たとえば「9」「10」「J」「Q」「K」と、「A」が絡んでいない状態であれば、すべてストレートフラッシュです。
ロイヤルストレートフラッシュよりも揃う確率が高いとはいえ、ストレートフラッシュも約0.00139%と非常に低確率。
プロポーカープレイヤーであれば、1年に一度揃えられると幸運とも言われています。
フォー・オブ・ア・カインド(フォーカード)
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4枚とも同じ数字が揃う「フォーカード」。「4枚同じ数字」と聞くと、シンプルでわかりやすい役です。
しかし、トランプの全体枚数は52枚(ジョーカーなし)で、その中から同じ数字のカードを4枚すべて揃える必要があります。そのため揃う確率は約0.024%と低確率です。
フォーカード同士の勝負になったときは、数字の強さで勝敗を決めます。
稀にボードだけでフォーカードが完成する場合もありますが、そんなときはキッカーの数字で判定しましょう。
フルハウス
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「フルハウス」は合計5枚のカードのうち、「同じ数字のカード2枚」と「同じ数字のカード3枚」の2組が存在している役です。
フルハウスの役が揃う確率は約0.144%。後述するフラッシュとほぼ同じ確率なため、強さがわからないポーカー初心者も多い傾向です。
またフルハウス同士の勝負になったときは、5枚の中で最も強い数字のカードで判定します。
プレイヤーAのフルハウス:3、3、3、J、J
プレイヤーBのフルハウス:9、9、9、4、4
上記の場合プレイヤーAは「J」を、プレイヤーBは「9」が最強カードです。
ポーカー初心者の中には、誤って「3枚が揃っているカードの数字」で判定する人もいるため注意しましょう。
フラッシュ
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同じスートを5枚揃えると完成する「フラッシュ」。フラッシュは揃う確率が約0.197%と、フルハウスとほぼ同じ確率です。
スートは「スペード」「クラブ」「ハート」「ダイヤ」の4種類で、どのスートを揃えてもフラッシュが成立します。
フラッシュ同士の勝負になったときは、チョップが起こりにくい傾向です。フラッシュになった場合は、5枚すべてのカードを順番に比べます。
プレイヤーAのフラッシュ:K、J、9、6、4
プレイヤーBのフラッシュ:K、J、6、3、2
上記の場合、両者2番目までは「K」「J」と同じ強さのカードです。3番目のカードが「9」と「6」との勝負になり、プレイヤーAが勝利します。
ストレート
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「ストレート」は、連続する数字のカードを5枚揃えると完成します。
スートを揃えようとすると一気に難易度の高いストレートフラッシュになるため、スートを狙うのは現実的ではありません。
たとえば、「3」「4」「5」「6」「7」といったように揃えます。
ストレートを揃える上で注意することは、『「2」と「A」は連続しない』ことです。
たとえば、「Q」「K」「A」「2」「3」といった場合、ストレートは成立しません。「役なし」となり、すべての役に負けてしまうため注意しましょう。
スリー・オブ・ア・カインド(スリーカード)
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揃う確率が約2.11%と、スリーカードは比較的揃えやすく強い役です。
「スリーカード」は3枚の同じ数字を揃えると完成します。フォーカードやフルハウスなどの可能性も秘めているため、ハンドやボードのカードと相談して狙ってみましょう。
スリーカード同士の勝負の場合は、スリーカードになったカードの数字から判定します。
次に最も大きい数字のキッカーを、同じ場合は2番目に大きい数字のキッカーといった順番です。それでも同じ場合はチョップが成立します。
ツーペア
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「ツーペア」は言葉のとおり、2組のペアが揃った役です。ツーペアは5枚のうち4枚で構成される役で、2組それぞれが同じ数字だった場合に成立します。
後述するワンペアを覚えたあとに揃えてみたい役です。
ツーペア同士の勝負になったときは、それぞれペアになっているカードの数字を比較します。
比較する順番は最も高い数字のペア、2番目に高い数字のペア、最後にキッカーです。
ワンペア
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「ワンペア」は5枚のうち、1組のみ同じ数字だった場合に成立します。
揃う確率は約42.25%と、簡単に揃えられる役です。
ポーカーの基本ルールを覚えたい初心者は、まずはワンペアから狙ってみましょう。
ハイカード
「ハイカード」は5枚すべての数字とスートがバラバラのカードで、簡単に言うと「役なし」です。そのため、どの役にも負けてしまいます。
またハイカードの確率は約50%のため、ワンペアと大差ありません。
ボードにカードが公開されていないゲーム序盤では、ハイカードの可能性が高い傾向です。
「中盤以降に役が揃いそう」「心理戦に自信がある」といった人でない限り、フォールド(ゲームから降りること)をおすすめします。
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