「キャンプに必須の道具を1つ挙げよ」と問われたら、私はチェア(椅子)と答えます。
6年前にも「椅子さえあればキャンプを始められる」と記事で書いた通り、チェアさえ外に持ち出せばそれはもうキャンプです!
さて、それだけチェアはキャンプにとって重要な道具ということで、これまでにも20脚ほどのチェアを購入してきました。
今回紹介するのは、座り心地と耐久性を兼ね備えたまったく新しいリクライニングローチェアです!
- ポータブル冷蔵庫メーカー『ICECO』のチェア
- 5段階リクライニング式 ローチェア Bora
- ICECO リクライニングローチェアをキャンプで使ってみた
- 重量級キャンパーにおすすめしたい最強リクライニングローチェア
ポータブル冷蔵庫メーカー『ICECO』のチェア
今回紹介するのはICECO(アイスコ)の5段階リクライニング式 ローチェア『Bora』です。ブログで紹介するにあたり、メーカーから提供していただきました。
ICECOといえばポータブル冷蔵庫が人気のメーカーであり、以前にCAMPERSでもICECO製ポータブル冷蔵庫『APL20』をレビューしました。
そんなICECOはチェアも商品展開しており、実は私も過去に2製品を自腹で購入して愛用しています!
ICECOのチェア全般に共通した特徴の1つが耐荷重の高さです。
リクライニングチェアで耐荷重265kg、リクライニングのできないチェアならばなんと285kgもの圧倒的な数値を謳っています。
折りたたみやリクライニング機構のあるチェアですと、その構造ゆえに耐荷重や耐久性が低くなりがちですが、ICECOのチェアのタフさは重量級キャンパーとして非常に嬉しいポイントです。
5段階リクライニング式 ローチェア Bora
さて、今回の主役であるリクライニングローチェア『Bora』を詳しく見ていきましょう。
ひじ掛けを持ち上げることでロックを解除して背もたれの角度を調整できるタイプのローチェアになります。
定番どころですとAS2OVのローバーチェアやWAQのリクライニングローチェアと同じカテゴリーのチェアですね。
そうした製品と比較しますと、以下の3点がBoraの大きな違いになります。
- 耐荷重245kgというリクライニングチェアとしては圧巻の数値
- シート部分にテスリン素材を採用
- 5段階リクライニング機能で最大170°まで倒せる
順番に見ていきましょう。
耐荷重245kgの最強リクライニングローチェア
まずやはり目を見張るのが耐荷重245kgという圧巻の数値です。
私はWAQのリクライニングチェアも愛用していましたが、静止耐荷重が90kgということで座っている時に壊れないかひやひやしてしまいます。
その点、ICECOのBoraは極太のアルミフレームで組み上げられており、安心感・安定感は群を抜いています。
ちなみにAS2OVのチェアも耐荷重は200kgと非常に強固な仕様となっており、定番チェアとして選ばれているのも納得の安心感ですね。
紫外線に強く耐水性・対候性に優れるテスリンメッシュ素材
フレームだけでなくシートにも特徴があり、テスリンと呼ばれる素材を採用しています。
テスリンは紫外線に強く、また耐水性や対候性にも優れるとされており、外で使用するアウトドアチェアに嬉しいタフな素材です。
さらには速乾性にも優れているため、砂や汗でチェアが汚れてもサッと拭いたり、なんなら水をかけて洗い流しても早く乾くので助かります。
質感としてはサウナの外気浴コーナーに置いてあるチェア…といえばイメージが伝わるかもしれません。
5段階のリクライニングでほぼフラットにまで倒せる
同タイプの他社製チェアのはリクライニングが3~4段階といった製品が多い中、ICECOのBoraは5段階のリクライニングが可能となっており、最大まで倒した時の角度はなんと170°となります。
ほぼフラットにまで倒せるうえ、背もたれの裏側についたタオル掛けにもなるフレームがそのまま第三のスタンドとなるため、後方に体重を預けてもチェアが倒れる心配もありません!
「座る」だけでなく「寝る」まで対応できるローチェアというのは新しいですね。
各部の収納が地味ながら嬉しい工夫
大きな3つの特徴を紹介しましたが、Boraには細かいながら嬉しい工夫も多くされています。


2つのドリンクホルダーや雑誌も入る収納ポケット、最大リクライニング時には脚部としても活躍するタオル掛けに、さらには栓抜きまで標準で付属しています。


ドリンクホルダーは左右で作りの異なる物が取り付けられており、座った時に左側になるホルダーは非常にチープで「オマケ」程度に考えておくと良いでしょう。
背もたれには枕もついており、その点も座り心地・寝心地をますますアップさせてくれますね。
樹脂製ひじ掛けは好みが分かれるポイントか
ここまで良い点ばかりでしたが、好みの分かれるポイントも存在します。
それがひじ掛けの素材ですね。
リクライニングローチェアはひじ掛けに木製の素材を採用しているメーカーが多い中、Boraは樹脂製となっています。
アウトドアシーンにおける耐久性を重視した結果、樹脂製の肘置きを採用されたそうですが、個人的にはちょっとチープな印象を受けてしまうかなと感じました。
ICECO リクライニングローチェアをキャンプで使ってみた
ICECO リクライニングローチェア『Bora』をキャンプで使ってみました。
チェアのカラーがグレーですと、どんな色のテントとも組み合わせやすいのも良いですね。
今回はビビッドなパープルカラーのテントでしたが、ミリタリー系のオリーブやカーキカラーと合わせても悪目立ちはしないでしょう。
Boraには収納時に椅子がうっかり広がらないよう固定するためのバンドや、持ち運び時に使用できる肩掛けベルトなども取り付けられています。
これらは全てベルクロで巻き付けられていますので、リクライニング時に地面へ触れてしまうのが気になるようであれば外しておくことも可能です。
外したベルトは紛失しないように収納ポケットに入れておきました。
ちょっとチープに思えるかも…と紹介したひじ掛けですが、スマホの角が入るサイズの溝があり、外で置き忘れがちなスマホの定位置として使える点は地味ながら光るポイントです。
リクライニングは星空を眺めるのに最高!
リクライニングの様子を見てみましょう。
最大まで倒した時は脚がもう1本増えるようなものですので、安定感がダンチです。
真上が見られますので、この日の夜にはこのモードで星空を眺めながらまったりと過ごしていました。
気温が徐々に下がっていく中、足元は焚き火で暖まりながら視界いっぱいに広がる星空を満喫するのはなんとも贅沢ですね。
おこもりスタイルでも使えるコンパクトサイズ
この日は最高気温30℃近い夏日だったので外で過ごしていましたが、たとえば雨キャンプや冬キャンプ時のおこもりスタイルで過ごす時にもBoraはおすすめです。
背もたれ後方のタオル掛けは折りたたみも可能ですので、スペースの限られているテント内でも邪魔になりません。
もちろんスペースに余裕があるならテント内でリクライニングしてお昼寝なんて使い方もアリですね。
ガバっと開く大きめの収納袋で設営・撤収は楽ちん
Boraには折りたたんだチェアがそのまま入るサイズの大きな収納バッグが付属しています。
ファスナーはL字に配置されていますので、袋をガバっと開いてあげれば設営・撤収時もスムーズです。
口の小さい収納袋が付属しているチェアも少なくありませんが、出し入れがもたつくのって地味にストレスなので余裕のある作りの製品はありがたいです。


チェアは座面と背もたれを近付ける形で折りたたむだけ、逆に組み立て時は広げるだけですので展開・収納は数秒で終わります。
その代わり、収納時でもそれなりのサイズ感になる点がネックでしょうか。
収納袋を含めると、カーミットチェア系を折りたたんだ時よりもひと回り大きいくらいのスペースが必要になります。
S660キャンプの時に持って行くのは厳しいですが、積載量に余裕のある車でキャンプをする際には必ず持って行きたいと感じるほどには座り心地・寝心地ともに優秀なローチェアですね。
重量級キャンパーにおすすめしたい最強リクライニングローチェア
Boraは、耐荷重200kgオーバーのタフなチェアを多く展開しているICECOから満を持して登場したリクライニングローチェアです。
ここ最近のブームの影響を受けてリクライニングローチェアに興味を持っていたものの、耐荷重がネックでなかなか手を出せずにいた重量級キャンパーさんにはまさに朗報なのではないでしょうか。
また、座っても壊れないだけでなく、背もたれを最大まで倒した時の寝心地と安定感は他にない魅力です!
さらにはカラーリングも、どんなサイトに合わせても調和しやすいグレーとなっています。
長く使えるタフなチェアを探していた方、特に体重面でリクライニングローチェアを諦めていた方はぜひICECOのBoraを試してみてはいかがでしょうか。