マザー・テレサの釜ケ崎訪問
マザー・テレサの釜ケ崎訪問を調整したのは、「神の愛の宣教者会」(ミッショナリーズ・オブ・チャリティー)である。私は以前、ここの修道女に話を聞いていた。
マザー・テレサは繁栄した日本だけでなく、貧しい人たちの姿も見たいと考えた。東京での華やかな歓迎レセプションの席で、「体調が悪い」と偽って会場を抜け、少数のお付きと一緒に新幹線で大阪を訪れた。
翌朝早く、彼女は釜ケ崎を歩いた。道路の真ん中で寝ている男性に近づいた。
「こんなところに寝ていたら、危ないでしょ」
その男性を助けながらこう言った。
「どうして日本人はこの人を助けないのか。家がなく道ばたに寝ている人はインドにもいるが、道の真ん中に寝ている人はいない。ああいう人に無関心な日本は本当に豊かなのか」
(抜粋)
全文
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c5c3b35902d42a87d997462274a517967f1a68c
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