●「効果が怪しい」クスリが6割
「私たちの研究チームの分析で、新たに承認されたがん治療薬の多くに『付加利益』、つまり効くというエビデンス(根拠)がないことがわかりました。それどころか、うち41%は効果が『測定不能かマイナス』、さらに23%は『ごくわずかな効果』しかなかったのです。
いま、がん新薬の薬価は上がる一方で、保険制度を圧迫しています。わが国も例外ではありません。製薬会社が、ほとんど治療につながらないクスリでボロ儲けするのはおかしい」
こう語るのは、オランダでトップ、欧州でも十指に入る名門・ユトレヒト大学の薬剤学研究所で准教授を務める、ローレンス・ブローム氏だ。
(省略)
全文
現代ビジネス 2024/08/06 8:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/78c2491d596cea8384cc7b5fe3442146aa0e076c
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