- インカジとは何なのか、オンカジと何が違うのか、知りたい
- インカジは違法なのか、教えてほしい
- インカジとオンカジのどちらを使うべきか、知りたい
インカジとオンカジ。それぞれ「インターネットカジノ」と「オンラインカジノ」の略ですので、一見すると、まったく同じものにも思えます。
ただし、その実態は全くの逆。オンラインカジノのプレイヤーであれば、インカジとは何なのかを知っておくことは必須ですらあります。
今回は、オンラインカジノ専門の業界団体である当協会が、インカジとは何なのかについて解説していきます。
【知りたい人はクリック】この記事を書いているオンラインカジノ協会(OCA)とは?
- オンラインカジノ専門の業界団体
- オンラインカジノの運営会社を審査し、公認ライセンスの付与を行っている
- Purpose(目的)はオンラインカジノの普及、業界の健全化、プレイヤーの保護
- 設立した会長は東京大学 経済学部 経済学科卒のプロギャンブラー。本名は齋藤さん
結論
まず、本記事の結論からじゃ。
インカジとは、インターネットカジノの略であり、店舗からインターネットを通じて賭博させる形態です。一見、オンラインカジノ(オンカジ)と変わらないように見えますが、違法であるという最大の違いがあります。
インカジとオンカジ(オンラインカジノ)の違いは、以下の表のとおりです。
インカジ | オンカジ | |
---|---|---|
場所 | 店舗(繁華街が多い) | どこでも(インターネット上) |
ライセンス | なし(反社の運営) | 国のライセンスを取得 |
還元率(RTP) | 不明 | 97% |
違法性 | 完全に違法 | グレー(裁判例なし) |
リスク | イカサマ、借金、反社リスク | グレー(刑法185条、186条) |
わかりやすく言えば、インカジっていうのは「インターネットを使った闇カジノ」そのものだぞ。
以下の通り、インカジの違法性とリスクは非常に高いです。
- 刑法上の罰則:50万円以下の罰金。常習とみなされると3年以下の懲役(刑法185条、186条)
- 実際の摘発事例:多数あり
- リスク:摘発リスク、イカサマリスク、闇金からの借金リスク、反社会的勢力と関わるリスク
インカジで逮捕されないためには、インカジを利用することなく、オンカジを利用することが大切です。
2024年現在、オンラインカジノ協会としておすすめできるオンカジは、以下の3つです。
それぞれのオンラインカジノについて、簡単に補足しておくぜ。
ベラジョンカジノ(Vera&John)は、オンラインカジノ業界における最大規模のサイトです。知名度や安全性において他のオンラインカジノの追随を許さず、オンラインカジノの代名詞として機能しており、当協会でもイチオシのオンラインカジノです。
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ミスティーノ(Mystino)は、とにかく還元率(RTP)にこだわったカジノです。ゲームそのものの高還元率に加え、ログインボーナスやキャッシュバックでも追加の還元があるため、長期的にプレイし続けた際の還元率の高さは業界最高レベルだと言えるでしょう。
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【答え:違法カジノ】インカジとは?
インカジとは、インターネットカジノの略です。
インカジの特徴は、対面でディーラーとギャンブルをするのではなく、店舗からインターネットを使ってカジノをするということです。
公営の賭博以外が禁じられている日本においては、インカジは完全に違法です。ですので、繁華街のビルの一室でひっそりと運営されているのが基本であり、運営主体はほぼ反社会的勢力(暴力団や半グレ)です。
一般的にイメージされる闇カジノ(違法カジノ)との違いは、ラスベガスやマカオのように実際にディーラーがいて対面でギャンブルをするか、インターネットを介しているかだけです。
つまり、インカジってのは「インターネットを使った闇カジノ」なんだな。
その通りじゃ。オンカジ(オンラインカジノ)とは一文字違いじゃが、その違いは大きいのじゃ。
【5つ】インカジとオンカジの違い
インカジとオンカジの具体的な違いは、大きく分けて以下の5つです。
- 場所:インカジは店舗型
- ライセンス:インカジは無許可
- 還元率:インカジの還元率は不明
- 違法性:インカジは完全に違法
- リスク:インカジには「稼げるかどうか」以前のリスクが多い
インカジとオンカジの違いを表にまとめると、こんな感じだぜ。
インカジ | オンカジ | |
---|---|---|
場所 | 店舗(繁華街が多い) | どこでも(インターネット上) |
ライセンス | なし(反社の運営) | 国のライセンスを取得 |
還元率(RTP) | 不明 | 97% |
違法性 | 完全に違法 | グレー(裁判例なし) |
リスク | イカサマ、借金、反社リスク | グレー(刑法185条、186条) |
特に「違法性」と「リスク」の点は重要じゃから、次の項で詳しく解説していくのじゃ。
【2024年最新】インカジの違法性とリスク
インカジは、インターネットを使った闇カジノ(違法カジノ)ですので、その定義からして100%真っ黒であり、違法性は「ある」としか言えません。
逆に言えば、完全に違法な存在であるため、刑法上の罰則や摘発事例、リスクもはっきりしています。
それぞれ、解説していくぜ。
刑法上の罰則
インカジの客側に適用される刑法上の罰則は、刑法第185条と第186条に明確に記載されています。
(賭博)
第百八十五条 賭博をした者は、五十万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。
(常習賭博及び賭博場開張等図利)
第百八十六条 常習として賭博をした者は、三年以下の懲役に処する。
引用:刑法第185条および第186条
基本は50万円以下の罰金だけど、いつもやっている(=常習)とみなされると3年以下の懲役刑になるってことか。
そうじゃな。ちなみに、1万円以下の罰金を「科料」と呼ぶのじゃが、罰金ではなくこの科料を課せられるケースもあるのじゃ。
摘発事例
インカジは完全に違法であるため、摘発事例は多数あります。
いくつか紹介しておこう。
2023年12月、鹿児島県のインカジにおいて、従業員と客がそろって逮捕されています。このうち従業員2名は同時に「覚せい剤取締法違反」でも逮捕されており、インカジと反社会的勢力のつながりが見え隠れする事例だと言えます。
鹿児島市の集合住宅の1室でインターネットカジノ店を運営し客に賭博をさせたとして、鹿児島県警は12日までに、常習賭博の疑いで同市中央町、会社役員の男(43)や同市加治屋町、無職の女(29)ら20~50代の従業員男女5人を逮捕した。客として賭博をした男3人も単純賭博容疑で逮捕。
出典:南日本新聞デジタル 海外配信ゲームで賭博、換金額は1億1000万円超か ネットカジノ店を摘発、従業員5人逮捕 2人は覚醒剤所持容疑も 鹿児島県警
2023年9月には、愛知県名古屋市中区でも、インカジ2店舗が摘発されています。店の売り上げが暴力団の資金源になっていた可能性もあるとして捜査されており、このケースでも反社会的勢力とのつながりが疑われています。
名古屋市中区のインターネットカジノ店2店舗が摘発され、従業員7人が警察に逮捕されました。
警察によりますと7人は、ことし6月から9月までに中区錦3丁目のビルにあるインターネットカジノ店「Hades(ハーデス)」と中区栄4丁目のビルにある「Roger(ロジャー)」でパソコンを使って「バカラ」賭博を行い、客に金を賭けさせた常習賭博の疑いがもたれています。
出典:au Webインターネットカジノ店を摘発 従業員7人を逮捕 「バカラ」賭博を行い客に金を賭けさせた疑い
ぶっちゃけ、インカジみたいな店舗型で闇カジノを運営しようなんてのは、ヤクザだけだってことだな。
リスク
インカジには、以下の4つのリスクがあります。
- 摘発リスク
- イカサマリスク
- 闇金からの借金リスク
- 反社会的勢力と関わるリスク
摘発リスク
何度も解説してきたので繰り返しませんが、インカジには摘発リスクがあります。「法的にグレー」というレベルではなく、「完全に黒」ですので、カジノ側・客側双方が逮捕されます。
イカサマリスク
オンカジ(オンラインカジノ)とは異なり、インカジは政府公認のカジノではありません。当然ながら政府によって行われる還元率(RTP)の審査などもないため、還元率が非常に低いリスクがありますし、最悪の場合にはイカサマをされるリスクがあります。
要は、ぼったくられるリスクがあるってことだぞ。
闇金からの借金リスク
摘発事例からもわかるとおり、インカジは反社会的勢力とつながっています。
そして、インカジの中には、内部で比較的簡単にお金を借りることができるものもあります。ただし、反社会的勢力が運営する金貸しがまともな存在であるはずがありません。
100%違法な闇金なので、もれなく闇金からの借金を背負うことになるのじゃ。
ウシジマくんに追われる毎日が始まるわけだな。
反社会的勢力と関わるリスク
インカジはカジュアルな言葉に聞こえますが、実態は闇カジノそのものであり、その運営は反社会的勢力です。2024年現在、反社会的勢力と関わることすらリスクですが、あなたがインカジで大きく勝ってしまった場合には、別のリスクもあります。
最悪の場合、「タタキ」といって、カジノを出たとたんに暴力団に暴力を受けてお金を取られるということがあるのです。理不尽なようですが、そもそも相手は反社会的勢力ですので、基本的には「搾り取る」側でしかないのです。
【対処法】インカジで逮捕されないために
インカジに対してどう向き合うべきか。
ここまでお読みくださった読者の皆様はもうわかっているかと思いますが、念のためまとめておきます。
インカジに関わらない
最も重要なことは、インカジに関わらないことです。
でも、インカジって「法的にはグレー」って言われることもあるよな?
法的にグレーと言われることがあるのは、オンカジのほうじゃ。インカジは完全に違法じゃから、NGじゃぞ。
日本において、大学教授や弁護士が「法的には違法だ」「いや、解釈によってはグレーだ」と争っているのは、オンカジ(オンラインカジノ)です。インカジは論争の余地なく完全に違法であり、もれなく単純賭博罪もしくは常習賭博罪に問われます。
オンカジ(オンラインカジノ)を利用する
還元率や安全性など、ほぼすべてのスペックでインカジを上回るのが、オンカジ(オンラインカジノ)です。闇カジノであるインカジよりも、間違いなくオンカジの方が収益性や安全性が高いと言えます。
ただし、オンカジならどれでもいいというわけではありません。ですので、次の項でオンラインカジノの選び方について解説します。
【オンカジの選び方】インカジよりもオンカジがおすすめ
ここまで解説してきたとおり、インカジよりもオンカジがおすすめです。
ただし、オンカジの選び方として、以下の5つの点をよく見ておく必要があります。
- 政府公認ライセンスの有無
- ゲームの種類と還元率(RTP)
- ボーナスの有無
- サポート体制
- 運営実績(入出金)
めんどくさいから、おすすめのオンラインカジノだけ教えてくれないか?
そういう方は、ここはスキップしてしまってもOKじゃよ。
政府公認ライセンスの有無
完全に違法なインカジとは異なり、オンカジ(オンラインカジノ)は各国政府からライセンス(許認可)を受けています。
オンラインカジノが国からライセンスをもらい「公認オンラインカジノ」となるためには、(国によっても異なりますが)以下のような項目を審査され、クリアする必要があります。
- 会社の設立目的や財務状況
- セキュリティ対策
- 反マネーロンダリング対策
- ギャンブル依存症対策
- 地域貢献や雇用の創出
- プレイヤーの保護や還元率(RTP)
このうち、一般的なオンラインカジノプレイヤーにとって重要なのが最後の項目、特に還元率(RTP)です。スロットなどは「当たる確率を簡単に操作できる」と思うかもしれませんが、実際には第三者機関による厳格な審査を受けたうえで、国の審査も受けなければならないのです。
公認ライセンスをもらっていない「無許可オンカジ」もあるんだけど、おすすめしないぜ。
ゲームの種類と還元率(RTP)
オンラインカジノに限らず、カジノでは還元率(RTP, Return to Player)が重要です。
還元率ってなんだっけ?
簡単に言えば、100円を賭けた時に(確率上)何円が返ってくるかじゃな。還元率70%なら、理論上は「100円賭けたら、70円が返ってくる」ということじゃ。
日本の公営ギャンブルの還元率は、宝くじが約45%、競馬や競艇、競輪が約70~75%、パチンコが約80%ですが、国からライセンスを受けている公認オンラインカジノでは約97%であり、圧倒的に稼ぎやすいと言えます。
この還元率は、ゲームの種類によってほぼ決まっています。
ゲームの種類 | 還元率(RTP) |
---|---|
スロット | 約95% |
ポーカー | 約95~97% |
シックボー | 約95~97% |
ルーレット | 約97% |
スポーツベット | 約93~99% |
ブラックジャック | 約97~99% |
クラップス | 約99% |
バカラ | 約99% |
自分がやりたい種類のゲームがあるかどうかも重要じゃが、ゲームを選ぶ際には還元率のことを頭に入れておくのがおすすめじゃ。
還元率だけを考えるなら、ブラックジャックとクラップス、バカラあたりがおすすめだってことだな。
ボーナスの有無
ゲームの還元率(RTP)はゲームの種類によってほぼ決まってしまいます。
ただし、それ以外にボーナスがあれば、還元率はより高まります。ボーナスの種類には、以下のようなものがあります。
- 入金不要ボーナス(ウェルカムボーナス):登録時にカジノクレジット(カジノマネー)やフリースピン権がもらえる
- フリースピン:入金不要ボーナス(ウェルカムボーナス)の一種で、特定のスロットゲームで無料で遊べる
- 初回入金ボーナス:入金額に応じたボーナスが付与される。初回~3回目くらいまでもらえることが多い
- キャッシュバック:負け額の一部が返金される
- リベートボーナス:ベット額に応じてボーナスが付与される
ボーナスの豪華さはオンラインカジノによって違うから、比べてみると楽しいぜ!
サポート体制
オンラインカジノには、メールやチャットでのサポートが用意されています。
ただし、サポート体制やその質はオンラインカジノによって大きく異なります。特にチェックすべき点は、以下の通りです。
- 日本語対応:日本語でメールやチャットが可能か
- 対応時間:24時間365日対応しているか
- 対応速度:質問や問題にどれくらいの時間で回答してくれるか
- 対応の丁寧さ:質問や問題を丁寧に解決してくれるか
英語ができる人は、日本語対応はあまり気にしなくてもいいかもな。
運営実績(入出金)
ある意味で最も重要なのがこの点です。オンラインカジノに携わる者として残念なのですが、オンラインカジノ業界では、「せっかく稼いだのに難癖をつけられて出金ができない」というケースが存在します。
これは事実じゃ。
インカジだけじゃなく、オンカジでも「まともなサイト」を選ばなきゃならないんだな。
これを防ぐためには、運営実績、特に入出金のトラブルが起きていないかどうかを見ることが重要です。お金(の支払い実績)は嘘をつかないので、長らく安定的に運営してきたオンラインカジノは、やはり安心だと言えるのです。
オンラインカジノ協会が推薦するオンラインカジノ【3選】
オンラインカジノ協会では可能な限り恣意性を排除し、厳正に審査のうえ、オンラインカジノを推薦(おすすめ)しております。審査基準について、詳しくは以下のPDFをご覧ください。
当協会のランキング(推薦/おすすめ)は、各オンラインカジノが公表している情報を精査して決定しています。協会として推薦する根拠として、明確な審査基準を定めて数値化し、合計値を比較しています。
審査基準(PDF):オンラインカジノ協会における審査基準(ランキングやおすすめの根拠)
2024年現在、上記の審査基準のすべてにおいて高い評点を取得し、当協会として推薦できると判断したオンラインカジノについて、以下の記事にてランキング形式で解説しています。
上記の記事の要点だけを述べると、2024年現在、特に当協会がおすすめするオンラインカジノは以下の3つです。
それぞれのオンラインカジノについて、補足していくぜ。
ベラジョンカジノ
ベラジョンカジノ(Vera&John)は、オンラインカジノの老舗にして最大手であり、日本におけるオンラインカジノの代名詞でもあります。
実際、Googleでは「オンラインカジノ」の検索数よりも「ベラジョンカジノ」の検索数の方が多いのじゃ。
ベラジョンカジノの強みは、運営実績そのものです。運営実績、特に入出金実績はオンカジでは非常に重要です。新興オンラインカジノでは「稼いだはいいが出金ができない」というトラブルが起こることがありますが、ベラジョンカジノであれば安心です。
\オンカジ最大手!圧倒的な入出金実績で安心/
ミスティーノ
ミスティーノ(Mystino)は、一般的には「魔法使いをテーマにした可愛いキャラクター」で知られています。しかし、ミスティーノの真の強みは、なんといってもその高還元率(高RTP)にあります。
オンラインカジノのゲームごとの還元率は第三者機関に審査され、プログラムによって管理されています。そのため、国のライセンスを得ているオンラインカジノであれば比較しても大した差は生じないのですが、ミスティーノではそれ以外のボーナス還元が大きいのです。
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ミスティーノは、長期的なプレイヤーへのリターンという意味では業界最高クラスのスペックを誇るオンカジだと言えるじゃろうな。
遊雅堂
遊雅堂(ゆうがどう)は、日本語環境や日本人対応に特化したオンラインカジノです。実は、日本のオンラインカジノ利用者数は世界3位~4位(※年によって異なる)であり、巨大市場であるため、特化する価値があるのです。
遊雅堂の運営会社は世界最大手のベラジョンカジノであるため、日本に特化しているだけではなく、ゲームの種類や還元率、ボーナスなどのスペック面でもオンカジでトップクラスです。以上のことから、遊雅堂は日本人のオンカジ初心者には特におすすめできるオンラインカジノだと言えるでしょう。
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まとめ:インカジは違法で高リスク
インカジは違法であり、リスクが高いです。
安全にギャンブルを楽しみたいのであれば、間違いなくオンカジ(オンラインカジノ)の方がおすすめです。