主婦の家事労働は、金額に換算できないので、GDP統計に載っていません。したがって、奥さんが心を込めて弁当を作ってくれても、それはGDPには載りません。しかし、外国では共働きが普通で、妻はコンビニで働き、夫がコンビニ弁当を食べたとします。コンビニの弁当はGDPに載るので、外国の方がGDPが大きくなります。
日本は、女性の社会進出が遅れているので、こうしたことからも諸外国と比べてGDPが小さく見える一因かも知れません(全く働いていない専業主婦の場合は、労働者数の計算に入りませんから労働生産性の計算にも入りませんが、パートで少しだけ働いている専業主婦の存在は、日本の労働生産性を計算する際に生産性を低く見せる要因となりかねないのです)。
(抜粋)
全文
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/10038?page=2
続きを読む