■見切り品や特売品狙いの節約術の問題点
極端な節約には、見切り品や特売品を狙う方法がよく紹介されますが、これにも根本的に大きな欠点があります。
見切り品や目玉商品などの特売品を積極的に狙う方法が有効なのは、通常価格の商品を購入してくれるお客さんが十分にいるからです。見切り品には数限りがありますので、それを狙う人ばかりになれば、その節約術はなりたちません。また、特売品しかお客さんが買ってくれないと店は利益がだせなくなりますので、持続可能な商売が成り立たなくなります。儲からなければ店は従業員に給与を支払えなくなりますから、国民の購買力も低下していくわけです。貧困の連鎖を生むような節約術をSDGs を謳うメディアが広めるのには少々疑問を感じます。
(抜粋)
全文
https://news.yahoo.co.jp/byline/naritatakanobu/20221103-00322438
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