吉良氏は「善意の方も含めて、名前を変えたらいかがですかという声を多数いただく。ただ、名前を変えた時にどうなるかといったら、“結局、元共産党ですよね”と言われるのがオチかなと思う。例えば長時間労働、ブラック企業の問題を追及しているが、これは一企業の問題ではない。利益競争に負けないために人件費をどれだけ削れるか、どれだけ搾取できるかという、資本主義の歪みの中で出てきた問題だと思う。気候危機についてもそうだ。
その意味で私たちは共産主義を理想の社会として掲げているのであって、決してソ連や中国を目指すということではない。私たちが目指している共産主義は、資本主義で利益ばかりを追求することによって出てきた問題を、人類の叡智を結集して乗り越える社会だ。そして共産主義の社会というのは、自由と民主主義を何よりも大切にする社会だ。労働時間をぐっと減らすことで人間の自由な時間をもっと増やす。そしてみんなの能力をもっともっと使いながら、気候危機もないような、より良い社会を作っていこうということだ。そういう、長い、長い先の未来の共産主義ということで謳っている」と説明した。
(『ABEMA Prime』より)
(抜粋)
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https://times.abema.tv/articles/-/10003601
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