ラテン語の毒(virus)に由来する言葉、「ウイルス」。1892年に初めて発見されたウイルスはタバコモザイクウイルス(TMV)といい、植物に感染するものでした。語源からも分かるように長い間ウイルスは病原体として捉えられ、その克服が研究における最大のテーマとされてきました。ところが、近年の研究で人や動物のゲノム(遺伝情報)にウイルス由来のものが発見され、常在するウイルスの存在が明らかになってきたのです。佐藤佳先生(東京大学医科学研究所感染制御系システムウイルス学分野准教授)に、近年の研究で見えてきた新たなウイルスの側面について伺いました。
◇健康な人の体にも多くのウイルスが常在している
(省略)
全文
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdf5be1a24829e770c6abd36fc3fa211ce891e55
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