コロナ重症者診る訪問診療の医師、ワクチンまだ接種できず……「医療崩壊に近い」地域の現場を語る
新型コロナウイルスの感染者急増で、医療提供体制がひっ迫する大阪。高齢者施設にいる感染者が重症化しても、入院先が見つからず、その施設で治療を受け続ける場合もあるといいます。施設を訪問して治療にあたる医師は、「医療崩壊に近い」と話しています。
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「もうこれ以上いったら人工呼吸器を使う、その一歩手前の状態です。酸素を10リットル在宅で流すなんて、10年以上在宅医療やっていますけれども、初めての経験です。ご家族とも話をさせていただいて『搬送先が見つからずに老人ホームで亡くなる可能性があります』という話までしています」
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――大阪の医療現場はどのような状況か。
「崩壊に近いと思いますよね。在宅(施設の高齢者)で酸素を10リットルも流さないといけない状態というのは肌感覚としては崩壊に近いだろうなと思っていますけどね。けっして誰かが手を抜いているわけではないので、みんな精一杯やっているけれども、この患者さんの入院先も見つけられないぐらいの状態なので。かなり厳しいと思います」
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https://news.yahoo.co.jp/articles/f85ee0b1487041c93798105de9bd6ccb73df330f
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