本日(20日)、外交部長官が「米国とワクチンスワップを協議している」と述べ、期待を膨らませました。スワップとは、「溢れる国」が「不足している国」に貸す制度だからです。しかし、この言葉を発した約1時間後に「提案はしたものの、米国が難色を示した」と一歩後退しました。
パク・ジン/国民の力議員「外交部でワクチンスワップを検討したことがありますか?」
鄭義溶外交部長官「今、米国側とかなり真剣に協議しており、この前ケリー特使が来た時もこの問題に関して集中的に協議を…」
鄭義溶(チョン・ウィヨン)長官が国会で行ったこの発言は、様々な推測とともに期待を抱かせました。「外貨保有高相互扶助」の「通貨スワップ」のように、「ワクチンスワップ」は、ワクチン不足の国が豊かな国からワクチンをいったん借りることを意味します。JTBCが取材したところ、韓国政府は5~6月頃に米国で余ったワクチンを優先的に受け取り、下半期に韓国が導入する予定だった物量を米国に与える案を提案していました。特に、韓国政府が提案した製品は、ファイザーとモデルナ製品と把握されました。
ワクチンにも流通期限があるので、残ったワクチンをひとまず韓国側に渡した方が、米国側にも利益になると考えたのです。しかしスワップの核心は、より多くを持つ国の「決断」次第です。ところが米国は、残ったワクチンによって免疫力を高めるための第3次接種、いわゆる「ブースターショット」を実施するかを検討中です。関心が増幅する中で鄭長官も国会会議を終える前に、再び現実を伝えました。
鄭義溶外交部長官「米国も今年の夏までには、いわゆる集団免疫を必ず成功しなければならないという意志が強く、現段階では(ワクチンスワップが)容易ではないという1次的な立場表明がありました。」
ただ、大統領府は、文在寅大統領が米国訪問の際に、ワクチン協力を要請できると可能性を開いておいた状況です。これにより、ワクチンスワップが首脳会談の議題に上がるかどうか、来月の大統領訪米を控え、政府の「ワクチン外交」の負担はますます大きくなっています。
https://news.v.daum.net/v/20210420195809864
(韓国語)
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