日本政府が福島放射能汚染水を海に放流することを決めた中、大学生34人が団体剃髪を通じて抗議のメッセージを伝えた。韓国大学生進歩連合(大進連)は20日午後1時ごろ、ソウル鍾路区(チョンノグ)の日本大使館前で、日本政府の原発汚染水放流決定を糾弾し、韓国政府の積極的な抗議を求めるため、坊主頭にした。同日の団体剃髪式に当初、32人の大学生が参加するとされていたが、現場で2人が追加参加し、計34人が髪の毛を剃った。団体剃髪式は4人ずつ一列に座り、髪の毛を切る方式で行われた。丸刈りの参加者の中には髪の毛が胸付近まで下がるほど長い女性参加者もいた。2人は慌しい雰囲気の中でも悲壮な表情で淡々と剃髪式に臨んだ。
現場には100人余りの取材陣とユーチューバーが集まり、団体剃髪式に対する関心を示した。中国や日本など外信も現場で取材を行ったが、大進淵と市民は「朝日は退け」と抗議した。剃髪式を行う中で、大進研は日本政府を糾弾する発言を続けた。キム・スヒョン大進研代表は「今は大学生たちの試験期間だが私たちがこの席に出たのは試験より家族が、友達が、国民の方が重要だから」とし「うちのママ・パパ、弟、赤ちゃんたちの生命を守るためには何でもする」と声を高めた。続いて大進研側は「日本は韓国を隣国と認めていない」とし「韓国政府は日本の汚染水放流決定に強く抗議しなければならない」と△東京五輪不参加宣言△米GSOMIA廃棄△日本と外交断絶-などを要求した。
この日、赤ちゃんを抱いて団体剃髪式に参加した市民オムさん(30)は「大学生を応援するためにこの場に来た」とし「子どもたちが生きる世の中と土地に日本の汚染水放流決定は話にならず、日本の蛮行に憤らざるを得ない」と声を高めた。さらに、民主党所属の国会議員らも同日、剃髪式を訪れた。加えて民主党の李秀珍(イ・スジン)議員は、剃髪式を終えたある学生に、「健康に気をつけてほしい。 長く戦わなければならないかもしれない」とし「国会内でも日本の放射能汚染水放流決定に対してどうすればいいのか方法を探す」と述べた。剃髪を終えた後、大進研関係者は「私たちは日本が汚染水放流を阻止するまで座り込みを続ける」とし「絶対に退かない」と強調した。一方、大進研は今月16日から日本政府に抗議し、日本大使館前で座り込みを続けている。 同日、大陣営に防寒用品を渡そうとした市民と警察の間で摩擦が起きた。
https://news.naver.com/main/read.nhn?mid=sec&sid1=102&oid=018&aid=0004907147
(韓国語)
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