エジプトのスエズ運河で貨物船が座礁した事故で、エジプト当局は貨物船側が賠償金約1000億円の支払いを拒否したため、船を差し押さえたと明らかにしました。
スエズ運河庁のラビア長官は13日、貨物船側が賠償金の支払いを拒否したため、貨物船「エバーギブン」を法的に差し押さえたと述べました。
ラビア長官はどの会社に賠償金を請求したか明言しませんでしたが、ANNの取材に対し、運河庁関係者は日本の船主会社「正栄汽船」に賠償の全責任があると答えました。
座礁した貨物船は先月29日、スエズ運河の別の場所に移されて、当局によるブラックボックスの調査や乗組員への聴取が行われていました。
当局が賠償金約1000億円を提示したものの、貨物船側に支払う意思がなく、法的手続きを取ったということです。
地元メディアによりますと、貨物船側は当初、賠償金の90%減額を求めていたということです。
https://www.youtube.com/watch?v=i0He79daZp4
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