なぜコロナ不況なのに日経平均は急騰しているのか。そこには日本人の「ゆたかさ」にまつわる問題が絡んでいると、ひふみ投信シリーズのファンドマネージャー・藤野英人は指摘する。
「お金のまなびば!」は、レオス・キャピタルワークスの代表取締役会長兼社長で、ひふみ投信シリーズのファンドマネージャーとして知られる藤野英人氏と、お金や投資、経済について学んでいく YouTubeチャンネル。
この連載では「お金のまなびば!」から厳選した動画を元に、投資や経済に関して「日本人が知っておくべきこと」をお届けしていく。
今回取り上げる動画のテーマは、「なぜ株価は上昇しているのか」。
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「多くの人は日経平均の上昇に対して、『これはバブルだ、株を売ろう』と考える。しかし、売ったことにより、お金という“価値が下がっているもの“を持ってしまったことになる」
藤野氏によれば、バイオリンや高級腕時計もいま爆謄しているが、それも同じ理由。通貨と違って数が限られており、富裕層が投資として買っているからだ。
通貨の価値が下がっているのに、バブルを警戒して株を売り、お金を手にしてしまう日本人――。このことは、日本人の「ゆたかさ」に密接に関わる問題だという。
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全文
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20210226-00010003-newsweek-bus_all
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