HIV患者、なぜか1.68%しかコロナ発症せず

1 : :2021/02/09(火) 19:00:28.78 ID:XMEbVk0r0.net
HIV に感染し、COVID-19 が確認または疑われる患者 63 例を解析した。年齢中央値は 46 歳(IQR:37~56 歳)で、88.9%が男性であった。HIV感染期間中央値は10.8年(IQR:6.5~16.8年)で、96.8%が抗レトロウイルス療法を受けていた。84.1%が既往症を有していた。

症状は発熱(66.1%),咳(66.1%),呼吸困難(46.8%)が最も多かった。肺炎は47.5%に認められ、重症度は28.6%、入院は32.3%であった。ICU 入院率、死亡率はともに 3.17%であった。COVID-19の重症度と年齢、動脈性高血圧、過体重、糖尿病との間には有意な関連が認められた。HIV関連因子とCOVID-19の重症度との間には関連は認められなかった。

HIV 患者における COVID-19 の発症率は 1.68%であった。入院率(31.74%対32.57%)とICU入院率(3.17%対2%)は非HIV感染患者でも同様であった。

入院中の死亡率(10% vs 21.37%)と全世界の死亡率(3.17% vs 6.96%)の低下も観察された。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1201971220322645
(英語)




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