「私も維新にいたときは、大阪都構想を宣伝していましたが、橋下氏らが使っていたパネルやビラに、うそやミスリードが多くてウンザリしました。たんに行政の管理機構を整理するだけなのに、『すべてがよくなる』と言うんですから」そう述べるのは、かつて所属していた旧「日本維新の会」時代に橋下徹氏(51)と行動をともにしていた、米山隆一・前新潟県知事(53)だ。
10月12日に「大阪都構想」の是非を問う、2度めの住民投票が告示された。11月1日に投票日を迎える。
「私も『政令指定都市と県の権限の関係は、整理が必要だ』とは感じます。ですが、すでに長年確立されている大阪府と大阪市という行政組織を『統一しながら、4つに分離する』という作業は、あまりに手間が多い。都構想可決となれば、行政的な “雑事” に追われて、大阪は4~5年を無駄にすることになりますよ」
そう語る米山氏に、大阪都構想と「橋下政治」の危険性を聞いた--。
(省略)
全文
https://news.yahoo.co.jp/articles/d91e7cd846b947bbdf413c2a8e834deeff0c6789
続きを読む