ムダな電話対応は廃止せよ “お客様”の相手より従業員を守ることの合理性 (1/2ページ)
中川淳一郎
職場に寄せられるクレームにより、「仕事にならない!」状態になることは多い。それこそ今年の8月に開幕した芸術祭「あいちトリエンナーレ」の「表現の不自由展・その後」をめぐりクレームが殺到。同事務局や愛知県庁には電話がなりやまず、大いに業務に支障が出た。クレームの多くがもはや同じような類のもので、電話をする人間本人が怒りを表明するだけで、受け手には何のメリットもない。疲弊するだけだし、朝、職場に向かう時には「またあの怒りの電話を何十本も対応しなくてはならいのか…」と憂鬱な気持ちになったことだろう。
応じる必要がないものばかり
私だったら多分転職する。そして「一切の怒りの電話を受けなくて済む業務をしよう」が次の職場を選ぶ判断基準になるだろう。ここで各職場に提案したいのは、電話での問い合わせ窓口の廃止である。
(省略)
全文
https://www.sankeibiz.jp/workstyle/news/191225/ecd1912250700001-n1.htm
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