新型コロナウイルスの感染拡大に伴い続いてきた緊急事態宣言が解除され、徐々に以前の生活が戻ってくると予想される一方で、第2波、第3波を懸念する声も強い。
ケガレやミソギなど「タブー」の深層心理学を研究する精神分析医で、元ザ・フォーク・クルセダーズのきたやまおさむさんに、文化人類学や精神分析、臨床の現場などの視点からコロナ禍と日本人を読み解き、次への備えについて語ってもらった。
日本人は清潔好きで、不潔を罪悪視する。まじめだし、自粛する。自分をおとなしくさせて、パニックを起こさず、粛々と行動する。
日本人の「神話的思考」が感染症対策に有効だったんだと思います。
――「神話的思考」ですか?
(省略)
全文
https://www.asahi.com/sp/articles/ASN5T3J9LN5RUCFI001.html
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