英語の「t」の発音が若者の間で変化しているという報告、いったいどのように変わっているのか?
中学や高校の英語の授業で、日本とはまったく違う英語の発音にうまくなじめなかった人もいるはず。そんな英語の発音について、「ここ15年で、アメリカ英語の発音が変化しつつある」と、ネバダ大学リノ校の元講師で英語文法の専門家として知られるGrammer Girlことミニョン・フォガティ氏が解説しています。
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しかし、フォガティ氏は、ここ10年にわたって「t」子音の発音が、無声歯茎破裂音や歯茎はじき音ではなく、喉の奥にある声帯をぐっと閉めて空気の流れを止めて突然開いた時に出る「声門閉鎖音」に変化しつつあると指摘しており、この現象を「声門化」と呼んでいます。
以下のムービーの50秒辺りで、声門閉鎖音を使って英語の「Button」を発音するところを聞くことが可能。本来「t」子音を発音すべきところで、少し息を飲み込むような感じで発音していることがわかります。フォガティ氏によれば、Butter(バター)やImportant(重要)といった単語を声門閉鎖音を使って発音している例が、アメリカ北東部にあるオハイオ州で確認されているそうです。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=50&v=Nl-MflTm-Mo
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全文
https://gigazine.net/news/20200516-english-pronounce-t/
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