【速報】発熱39℃、呼吸困難58歳高血圧おじ、アビガン投与24時間で回復

病気・病院・医療関連
1 : カンクン(静岡県) :2020/04/17(金) 19:12:57.65 ID:xmPeCxAk0
【症例】58 歳男性
【既往歴】高血圧,不安神経症, 気管支喘息
【内服歴】アムロジピン 2.5mg
【喫煙歴】2-3 本/日 38 年

3 月 26 日39℃の発熱,腹痛,下痢が出現し、近医を受診した。胸部レントゲン写真で異常なく、解熱剤,整腸剤の投与を受けた。症状が改善しないため 3 月 30 日当院を受診、胸部レントゲン写真及び胸部 CT 検査で肺炎像が認められた(Fig1 -A, Fig2)。市中肺炎と診断し、ガレノキサシン 400 ? /日を投与、鼻咽頭ぬぐい液SARS-CoV-2PCR 検査を施行した。4 月 1 日に陽性と判明、4 月 2 日入院となった。

4 月 6日全身状態が悪化し、酸素投与が必要となった。39℃台の発熱の持続と1日 20 回程度の水様性下痢を認めることから、4 月 7 日胸腹部 CT 検査を行った。肺野に新たなすりガラス影を認め、腹部は小腸と大腸に液体貯留と小腸ガスの軽度貯留を認め腸炎が示唆された(Fig3)。臨床所見,炎症所見の増悪,急性腎障害の併発から重症例と判断し、4 月 7 日よりファビピラビル(アビガン)を開始した。

投与開始 24 時間後の 4 月 8 日には解熱傾向を認め、酸素投与も中止、消化器症状も著明に改善した。

4 月 11 日に鼻咽頭ぬぐい液の PCR を提出し陰性であった。

東京慈恵会医科大学葛飾医療センター 2020/4/15
http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_casereport_200415_7.pdf




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