新型コロナウイルスの感染拡大をめぐって、発生源である中国に責任転嫁の姿勢が目立つ。
外務省が「米軍持ち込む」
中国の習近平国家主席は今月発行の共産党理論誌「求是」で、湖北省武漢で発生した新型ウイルスについて「病原体がどこから来たのか、はっきりさせなければならない」と主張。中国外務省のスポークスマンは「武漢にウイルスを持ち込んだのは米軍かもしれない」とツイッターに書き込んだ。
だが、感染拡大の原因が中国当局の情報隠蔽(いんぺい)と初動の遅れであることは明白だ。新型ウイルスは昨年12月1日には武漢で感染が確認されていたが、習氏が「蔓延(まんえん)阻止」を指示したのは今年1月20日である。
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全文
2020/3/30(月)
https://vpoint.jp/opnion/editorial/157876.html
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