北朝鮮「女性虐待」収容所で死者続出…新型コロナか
北朝鮮当局は新型コロナウイルス感染症の拡散を防ぐために、全国の教化所(刑務所)の面会を禁止している。そんな中、咸鏡北道(ハムギョンブクト)の会寧(フェリョン)にある全巨里(チョンゴリ)教化所で受刑者11人が突然、呼吸困難を訴えて死亡したことが分かった。
咸鏡北道の情報筋は韓国デイリーNKの取材に対し、「今月初めから全巨里教化所に収監されていた受刑者11人が原因不明の胸の痛みと呼吸困難の症状を見せ、死亡した」と伝えた。このうち数人は、高熱の症状も見られたという。
脱北に失敗し強制送還された人々が全受刑者の半分以上を占める全巨里教化所は、北朝鮮教化所の中でも環境が劣悪で、労働強度が高く、人権侵害の激しい施設として悪名高い。近年では女性の収容施設が拡張されており、口では説明できないような虐待が行われている。
(参考記事:若い女性を「ニオイ拷問」で死なせる北朝鮮刑務所の実態)
(省略)
全文
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20200323-00169114/
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