<社説>辺野古訴訟県敗訴へ 司法の政府追従許されぬ
司法が国の方針に一方的に追従するばかりでは国民の権利は守られない。三権分立が機能不全を起こしていると危惧せざるを得ない。
米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、県による埋め立て承認撤回を取り消した国土交通相の決定(裁決)は違法だとして、県が裁決の取り消しを求めた訴訟は、県の敗訴に終わる見通しになった。
最高裁第1小法廷が、結論を変更する際に必要な弁論を開かないまま、26日に上告審判決を言い渡すことを決めたからだ。県敗訴とした福岡高裁那覇支部判決が確定する。全く納得がいかない。
<中略>
公権力の恣意(しい)的な行使に歯止めをかける役割を司法が放棄したのでは独裁国家への道を開くことになる。独り沖縄だけに関わる問題ではない
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1091711.html
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