日本はどうして防疫後進国になったか?
https://news.v.daum.net/v/20200217070015050
(韓国語)
中国の武漢に続き、日本が新型コロナウイルス感染症の「温床」として急浮上している。
16日現在、日本のコロナ19の確定者は414人である。横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」搭乗者が355人、加えて、59人が確定判定を受けた。韓国は29人に過ぎない。
クルーズ船を除く確定者だけ59人であり、そのうちの感染経路が明確れていない日本国内の感染患者が20人以上出てきた。
毎日新聞は15日、基準日本国内コロナ19確定患者のうち、ウイルス由来である中国湖北省を訪問したことがない確定者がすべて28人と報じた。
これにより、専門家は「すでにコロナ19が日本国内で2次・3次感染を引き起こすのに十分広がった」と見ている。地域感染が発生したものである。地域の感染症は、大流行(パンデミック)の直前の段階である。
日本政府もこれを認めている。加藤勝信厚生労働相は16日NHKに出演、「コロナ19感染が以前までの状況と変わったものと認識している」と述べた。
日本はクルーズ船だけでなく、地域の感染症患者が急増する危機に瀕しているのだ。
なぜ先進国の日本が防疫後進国になったか?日本のコロナ19の対応が最初から間違っていたからだ。日本政府は、オリンピックを意識して横浜港に入ってきたプリンセス号の海上隔離を決めたとみられる。以後プリンセス号は、海に浮かぶ巨大な「細菌培養皿」と呼ばれて「第2の武漢」になってしまった。
世界は、日本のこのような措置に非難の洗礼を浴びせている。専門家は、感染が未定の不特定多数を隔離することは伝染病の予防に役立たないだけでなく、非人道的だと指摘している。(中略)事実上の刑務所生活をしている乗客は、それぞれのソーシャルメディア(SNS)を介して「船上刑務所」の実態を外部に知らせ不安を訴えている。
これにより、世界各国はクルーズ船に事実上監禁状態の自国民を救うために出ている。米国、カナダ、香港、イタリアなどがプリンセス号で自国民の乗員を得るために先を争ってチャーター機を浮かべている。韓国もプリンセス号にとどまっている韓国人の乗客の撤退を支援することにした。
日本はオリンピックのためにクルーズ船、海洋隔離を電撃決定したはずである。むしろ、第2の武漢を作成してしまった。
さらに、地域社会感染も急速に進んでいる。専門家は、日本の防疫当局がクルーズ船にすべての神経を集中して残りの防疫網を無視した結果、全国の防疫網が破られてしまったと口をそろえている。
日本はオリンピックのためにクルーズ船の海上隔離という措置をしたが、これにより、かえってコロナ19が流布し、オリンピックがキャンセルまたは延期されるかもしれない危機に瀕しているのだ。「自縄自縛」とするしかない。
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