1: 朝一から閉店までφ ★ 2019/06/29(土) 04:25:57.40 ID:Cq2wwzau9
桑田真澄が何度もループし、親友・清原和博を救う…そんな内容の小説が公募新人賞にあらわれ、ネット上で話題になっている。
エンタメ2019/06/28 17:20
宝田洸太
『魔法少女まどか☆マギカ』『STEINS;GATE』『Re:ゼロから始める異世界生活』『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』……物語の中で登場人物が何度も同じ期間を繰り返す「ループもの」作品は、アニメやマンガ、ライトノベルでも根強い人気を誇る定番ジャンルだ。
しかし、これまでに多くの名作が出ているだけに、斬新な作品はそうそう出てこない……と思いきや、そうではなかった模様。星海社が主催する公募の新人文学賞「星海社Fictions新人賞」に応募された作品が、ネット上で大きな話題になっている。
■桑田がタイムリープして清原を救う?
その作品のタイトルは『俺、桑田真澄。親友の清原和博を救うために何度も野球人生をループしているが、どうやってもバッドエンドを回避することができない』。
「星海社FICTIONS新人賞 編集者座談会」のHPによると、ストーリーは「親友・清原の『引退後に犯罪に手を染めてしまう』というバッドエンドを回避するために、桑田は自身のタイムリープ能力を駆使して、ドラフト会議前の十七歳のPL学園在籍時に戻り、プロ野球選手生活を何度もやり直」すというもの。
「清原を清廉潔白かつ球史に名を残す大打者に導くために、清原を全力でサポート」「数多のバッドエンドを経て、運任せのドラフト会議でようやく清原と同じ西武ライオンズに入団できた世界線に辿りついた桑田は、清原に悪影響を及ぼす先輩投手を早期退団に追い込んだり、逆に史実では不祥事を起こして解任に追い込まれる清原にとって有益な打撃コーチを助けたりと、裏からありとあらゆる手段を使って清原を最強スラッガーへと育て上げ」ていくんだとか。
■「異なる世界線では大成しない選手」も…
あらすじだけでもかなり興味をそそられるが、編集者たちが絶賛したのはそのリアリティ。「選手によっては異なる世界線で阪神に入団すると大成しない」など、野球ファンなら一度は考えたことのある展開が登場し、「選手の後年のインタビューなどを調べた上で書かれた、リアリティのある話」「一流の野球批評」と手放しで褒める。
昨今のライトノベルの中には、取材が希薄な結果、他作品との差別化をはかれていないものが少なからず存在する印象だが、その点でも、この作品は頭ひとつ抜きん出ていた様子。
また、(作品の中での)桑田と清原の関係性も非常に美しい反面、(作品の中の)桑田は清原以外にはとことん冷徹で、「途中からは『DEATH NOTE』の夜神月(ライト)にしか見えなくて、笑えます」とのこと。一体、どこの世界の桑田真澄なのか。
https://sirabee.com/2019/06/28/20162108552/
エンタメ2019/06/28 17:20
宝田洸太
『魔法少女まどか☆マギカ』『STEINS;GATE』『Re:ゼロから始める異世界生活』『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』……物語の中で登場人物が何度も同じ期間を繰り返す「ループもの」作品は、アニメやマンガ、ライトノベルでも根強い人気を誇る定番ジャンルだ。
しかし、これまでに多くの名作が出ているだけに、斬新な作品はそうそう出てこない……と思いきや、そうではなかった模様。星海社が主催する公募の新人文学賞「星海社Fictions新人賞」に応募された作品が、ネット上で大きな話題になっている。
■桑田がタイムリープして清原を救う?
その作品のタイトルは『俺、桑田真澄。親友の清原和博を救うために何度も野球人生をループしているが、どうやってもバッドエンドを回避することができない』。
「星海社FICTIONS新人賞 編集者座談会」のHPによると、ストーリーは「親友・清原の『引退後に犯罪に手を染めてしまう』というバッドエンドを回避するために、桑田は自身のタイムリープ能力を駆使して、ドラフト会議前の十七歳のPL学園在籍時に戻り、プロ野球選手生活を何度もやり直」すというもの。
「清原を清廉潔白かつ球史に名を残す大打者に導くために、清原を全力でサポート」「数多のバッドエンドを経て、運任せのドラフト会議でようやく清原と同じ西武ライオンズに入団できた世界線に辿りついた桑田は、清原に悪影響を及ぼす先輩投手を早期退団に追い込んだり、逆に史実では不祥事を起こして解任に追い込まれる清原にとって有益な打撃コーチを助けたりと、裏からありとあらゆる手段を使って清原を最強スラッガーへと育て上げ」ていくんだとか。
■「異なる世界線では大成しない選手」も…
あらすじだけでもかなり興味をそそられるが、編集者たちが絶賛したのはそのリアリティ。「選手によっては異なる世界線で阪神に入団すると大成しない」など、野球ファンなら一度は考えたことのある展開が登場し、「選手の後年のインタビューなどを調べた上で書かれた、リアリティのある話」「一流の野球批評」と手放しで褒める。
昨今のライトノベルの中には、取材が希薄な結果、他作品との差別化をはかれていないものが少なからず存在する印象だが、その点でも、この作品は頭ひとつ抜きん出ていた様子。
また、(作品の中での)桑田と清原の関係性も非常に美しい反面、(作品の中の)桑田は清原以外にはとことん冷徹で、「途中からは『DEATH NOTE』の夜神月(ライト)にしか見えなくて、笑えます」とのこと。一体、どこの世界の桑田真澄なのか。
https://sirabee.com/2019/06/28/20162108552/
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